私たちが住む金池校区は、県都大分市の中心部に位置し、県庁、市役所、大分駅などの要所があり、東に大分川、南に上野公園があり自然にも恵まれており、小学校、中学校、高校、大学等の学校施設も多く点在しております。また、大分駅の高架化、駅南再開発に加え、マンション等の建設により、新しい住民の増加も見込まれ、ますます発展が期待される地域です。
 一方、日常生活の中で意識的に「体を動かす」機会が減少し、少子高齢化の進展や自由時間の増大、生活水準の向上、仕事中心から生活重視への価値観の変化等社会の変化からスポーツや文化活動の重要性が高まっています。さらに、高齢化が拍車をかけています。 　このような中、金池校区総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会では、地域の人々誰もが、身近な場所で、気軽にスポーツ活動や文化活動に参加し、健康で活力ある安全・安心な地域づくりを目指すクラブの設立を2年間かけて準備してまいりました。
 「ひしのみクラブ」は、美しい自然と素晴らしい施設を有効に利用して、週に一度はスポーツや文化活動に触れ合う場を提供することにより、住民の健康保持・増進が図られ、人と人とのふれあいや世代間交流が増し、健康づくりに加え、子どもたちの健全育成等時代の諸問題に柔軟に対応していくことが可能になり、これまで以上に素晴らしい地域づくりが進むと考えています。 　そこで、「いつでも・どこでも・誰もが」気軽にスポーツに参加できるクラブとして、総合型地域スポーツクラブ「ひしのみクラブ」を設立することとなりました。
 このクラブは「地域の皆さんがつくり・育てるクラブ」です。この趣旨にご賛同をいただき、本クラブの設立や今後の活動にご支援・ご協力をお願い申し上げます。

平成19年3月25日
金池校区総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会
発起人一同

　その昔、金池小学校にはひしのみが植わっていた。その関係もあってか小学校の校章はひしのみをもとにデザインされています。ひしのみは水生植物であり、繁殖力は素晴らしくその葉は次から次へと増殖します。また花は真っ白です。皆様方の参加・協力で会員が次々に増えることを願い、また、地域の人々がその花のような真っ白な気持ちでスポーツや各種活動に参加していただき、すべてを忘れて楽しく暮らせたらと願い「ひしのみクラブ」と名づけました。 　白いキャンバスにはいかなる絵を描くことも自由です。皆さんがつくり・育てるクラブです。自分の健康に対してどんな絵を描くかは自由です。 　ぜひとも、皆さん一人ひとり・家庭・校区がスポーツを通じて健康保持・増進に努められ、今後ますます活性化することを願っております。

  真ん中にある真紅のひしのみをやさしく両手で支えています。ひしのみはもちろんクラブ会員全員を指しています。赤は将来に向け燃えたぎる想い・気持ちを表現しました。両手で支える手の色は青です。地域の人々の優しさを表現しました。クラブを優しく支える気持ちです。ひしのみクラブと書いた緑はさわやかさを表現しました。地域がさわやかにますます発展することを願う気持ちです。